4刀流


家にある編集ソフトですw
実は私、映像編集ソフトはAdobePremierePro、AppleFinalCutPro,AvidXpressPro,CanopusEDIUSこの4つ使いこなせます。
まぁ使いこなせるっつったってこの4つは“タイムライン系ソフト”ですし基本操作はだいたい同じ訳で
この中から一つ使いこなせれば残りも使いこなせるかと思われるので大して自慢できるスキルじゃないんですが(Avidを除くw)、
学生時代は4刀流なんて肩書き頂いておりました。


今はもうAppleFinalCutStudio1に落ち着いちゃってます。
社会人になって映像はあくまで“趣味”の範疇だし、編集ソフトはフィーリングで決めちゃっていいかなと。


レンタカーでグアム1周旅行記第2話冒頭でも触れてましたが、学生時代は一時期プロになろうとしてました。
今流行の言葉を使えば、ハイパーメディアクリエーター??(笑)
まぁあまり詳しくは自重ですが「何か“違う”なw」と思って別の道を模索し、今に至ります。
私自身これでよかったと思える生活送れてるし、何せ“趣味”でも多くの人に発信することが動画共有サイトで可能となりましたしね^^
学生時代は発表会やるのにどんだけ頑張って渉外してもmax観客動員数70名でしたが、
今やちょっとYouTube等にアップロードするだけで70PV超えちゃいますしね。
自分で楽しむのには十分なのです。


そんなわけで学生時代はプロの映像作家を目指してましたので映像制作とやらには本気で勉強してました。
1年間に映画館で60本映画鑑賞、10時間記録VHSテープ1年間に30本、フィルムアート社やビデオサロン&ビデオαの本、編集ソフト等の教本…
学生同士の発表会に40以上の大学に顔を出す等、結構精力的に活動していたんじゃないでしょうか。
その過程で、編集ソフトとやらに出会いました。
色々な事情が重なって、バイトしてはソフトを買い、バイトしてはソフトを買い…w
これじゃあ何だか映像作家というよりか、ソフトウェアのレビューアーor評論家ですよね(笑)
今思うと全てプロに向いていなかったんだな〜と感じますw

まぁ一応作品を作る機会は恵まれて、どの編集ソフトも実戦で色々使いましたので使いこなせるようにはなりました。
Avidは操作が特殊なのでもう忘れちゃいましたが…
個人的に4つを評すれば、
・AdobePremierePro…他のAdobe製品との連携が魅力的
・AppleFinalCutPro…軽くて玄人好み
・AvidXpressPro…超超超玄人好みで使いこなせればギョーカイの人気者?笑
・canopusEDIUS…TC吐き出せる(素人にはいらないけどw)
かなぁw
PremiereProは最初の出会いが6.0で、その時は「細かいところ思い通りにならねー」なんて嘆いてたけど、
奮発して買ったProductionStudioでPro2.0に初めて触れ、見直しました。
ただHDV編集で重いなぁ〜と感じて、丁度Macに切り替えたのもあってFinalCutProをいじってみることに。
するとFinalCutはとても玄人好みで、しかも軽い。内蔵テロップ機能は弱いけど、それはPhotoshopで補えばいいかと。
何よりある程度映像の事勉強してると色々こだわりが出てくるんだけど、その要求を満たしてくれるFinalCutの気持ちよさに
今やこれがメインに落ち着いちゃってますw


Avidはとにかく保守的というか、他の編集ソフトとは一線を画すというか特殊な構造なので覚えるのには一番苦労したっけ。
EDIUSは学生バイトで使ってたんだけど、これ単品でFirewireからTC出せるのは“納品”する人には便利だねw
あとソフトがすんごい軽かった。これは日本の技術者の底力見た気がするし、ずっとWindowsだったらEDIUSがメインだったかも。


そんなわけで色々使ってみて思ったのが、編集ソフトはあくまで“裏方”であり“縁の下の力持ち”であるってこと!
どんなに良いソフト/高いソフト買っても、皆が皆作品のクォリティは上がらないと思います。
それを使いこなすだけの「センス」と「感性」と「ウイット」があってこそ作品の出来が決まるし、
その「センス」と「感性」と「ウイット」は“人の作品を見ること”で磨かれるんじゃないかなぁと。
映画沢山見たり、テレビ見まくったり、小説沢山読んだり、イベント出向いたり、ラジオ聞いてはがき職人になったりw
また旅行して世界各地にインスピレーション頂いたり。。。
映像制作の外で勝負が判れるんじゃないかなと。
これが私の持論です。
学生時代よく後輩たちに映像制作の事アドバイスしてたけど、皆聞いてくるのが「編集ソフトをもっと勉強して作品のクォリティUPしたい」と。
もちろん編集ソフトを覚えるのも大事なんだけど、技術的なことはソコソコにして、映画見に行ってこよう!とよく言ってました。
作品は中身ですしね、技術披露したければまた違うフィールドがよろしいかと…
いろんなアマテュア作家と会ってきましたが、おもしろい作品作る人に共通するのは皆さん「人の作品」ハンパ無く見てるんだよね。
特に映画が多かったけど。そして一つの映画に絶大なる影響を受けている…
私の場合、やはり『KILL BILL』でしょうかw


昨今の動画共有サイト見てて改めて痛感したけど、WindowsムービーメーカーとかVideoStudioとかですばらしい作品作っていらっしゃるんだよね。
なのでココ数年編集ソフトにお金かけてません。バージョンアップしないで、
現状の環境で面白い事できないか模索する。
余ったお金は、旅費に費やす。旅動画が多いですしね。


P.S.上記写真にEDIUSが入っていないんですが、EDIUSはアルバイト先で使用してたので自前では持っていない為です。
寂しいので懸賞で当たったCombustion右上に入れちゃってますw


上記写真:右上から時計回りにAutodeskCombustion,AppleFinalCutStudio1,AdobeProductionPremium,AvidXpressPro